使いながら覚えるGDB

最終更新日: 2003-10-20

はじめに

プログラムのデバッグと言えばひたすらprintfを挿入しまくっていたある日、 デバッガなる便利な代物があるということを知った。なんでもプログラムを一行 ずつ実行できて、変数の値をその場で確認できるらしい。これは是非使ってみねばと 思い、UNIX環境で使えるGDBというデバッガを試してみた。が、何がなんだかさっぱり 分からない。Webを検索するとマニュアルの日本語訳が見つかった。これで勉強すれば 使えるようになるかも、と読み始めるも、いきなりm4がどうのこうのだの、意味不明 の文章が続く…。

これは私がGDBを使い始めた時の話だが、似たような経験を持っている人が他にもいる と思う。

GDBのマニュアルは初心者にはすこし敷居が高い。 GDBに限らずマニュアルというものは初学者が参考書として用いるのには 適していない。というのも、マニュアルの類は情報量が多い分、重要な部分を 見つけ出すのが困難であるからだ。 このドキュメントではGDBの使い方を実例を交えて紹介していく予定である。

想定する環境

想定する環境はx86アーキテクチャのLinuxで、言語はCとする。 ただし、PC-UNIXであれば、このドキュメントのほとんどの部分は修正無しに 適応できるだろう。他のOS/アーキテクチャにおいても有用だと考える。

予備知識

UNIX系OSでCプログラムを書き、コンパイルして実行できる、といった程度の知識 を要求する。

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